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祝、5刷決定!「一発屋芸人列伝」買いました

一発屋芸人列伝」、評判以上です!

一発屋芸人列伝

一発屋芸人列伝

 

こんにちは。無職でうつうつとしていたころ、髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオのヘビーリスナーだったmiyakoです。もちろん前作「ヒキコモリ漂流記」も購入しました。

昨今は芸人としてのお仕事のほか、各媒体でコラムニストとしても活躍している山田ルイ53世こと、男爵様(上記ルネラジ内でのリスナーからの呼び方)。今回はすでに5刷が決定!話題となっている男爵様の新しい単行本一発屋芸人列伝」の感想を書きたいと思います。

「そうして……僕たちは消えた。」
引き込む文章力、散りばめられたパワーワード

 

男爵様の非凡な文才についてはすでに前作発表時や各連載コラムから知れ渡っていたかと思いますが、今回は一発屋芸人」の人生そのものに迫っていく内容。

各章、熱量がただごとじゃありません。
それでいて、文章のテンポがいいのでサクサク読めます。
漫才やラジオのトークなどの経験から来てるのか?
読み手を退屈させずに引っ張り込んでいく力があります。
 また、随所に散りばめられたキャッチーなフレーズの数々。

レイザーラモンHGを指して一発屋界の添え木」
テツandトモを指して一発屋界のアダムandイブ」

そしてこの本自体については、

自ら、「悩み苦しむ芸人達のゲティスバーグ演説と。

一章ずつ読み進めていけばその言葉の意味を思い知ることができます。

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同じ一発屋ゆえのニュートラルな視点
そしてひぐち君へのあふれる愛

 この本の面白さは単なる一発屋に対するインタビューではなく、
自身も一発屋芸人である男爵様本人が、

同業者としての視点でそれぞれの芸人の生い立ちから芸風、
芸能界の構造まで克明に描いている点。

必要以上に湿っぽくなったり、同情したりすることなく書かれています。

だってまだ辞めたわけじゃない。
これからも芸人として生きていくのだから。

 そこに対して敬意を持ちつつ、時折鋭角なツッコミを入れつつ、どの章も前向きに結ばれています。だから読後感もいい!

 しかしこの本で一番、容赦ないツッコミを入れられているのは間違いなく、髭男爵相方・ひぐち君

twitter見てるとコウメ太夫やジョイマンの章が面白かったと書いてる人が多いみたいですが、

私的には最後の髭男爵の章が最高でした。

取り上げられているエピソードの数々も
男爵様のツッコミも冴え渡ってます。


それでいて行間からあふれ出しているこのエナジーは何なのか?


この記事書きながらふさわしい言葉を探したけど…やっぱり「コンビ愛」としかいえないのではないかと思いました。


おそらく男爵様はこれ以降ますます文筆業のお仕事が舞い込むかと思いますが…
書こうと思えば純文学でも書けちゃう方だと思いますが…
でも髭男爵としても、よりよい未来があればいいな、と思わずにいられませんでした。

久々に夢中になって読み進めた一冊でした。

本当におすすめです。

一発屋芸人列伝

一発屋芸人列伝

 

 読んでいただいてありがとうございました。
miyakoでした。

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