なぜだか生きてゆく私

何もないOLがコツコツ更新する雑記

「あられもない祈り」/島本理生

 

あられもない祈り

あられもない祈り

 

 あらすじを身も蓋もない表現するなら、
「ワケありの若い女性がお金持ちのおじさまと不倫するお話」。
読みすすめる最中にどんどんベッキーのスキャンダル報道が過熱していったので余計印象に残った。「ベッキーを批判する人は本当の恋をしたことがない人。」というような恋愛の達人的なネット上の誰かのコメントまでも合わせて記憶に残るはめに。本当の恋。本当の恋。はて。外国のお菓子の味を写真だけ見て想像しているような気持ちになる。
 ストーリーを追いかける、というよりは流れていく美しい文体を存分に楽しんだ一冊。すっきりした日本酒を飲むような感じで、とてもよかった。

ナラタージュ」「七緒のために」も好きだったので、また別の作品も読みたい。




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