なぜだか生きてゆく私

何もないOLがコツコツ更新する雑記

源泉徴収票に誤りがあったので、税務署に相談してみた結果

 

2か所から給与所得を得たので、確定申告をしようとしたら

2015年中、私は本業の事務職(契約社員)のほかに、
副業として、スポット派遣型のアルバイトをして給与所得を得ました。

そのため、「給与所得を2か所以上から得ている」という、確定申告が必要な条件に該当するため、確定申告の手続きをしました。
実は今回、その過程で源泉徴収票に誤りを発見したため、実際に税務署に相談に行きました。

今回の記事はその記録です。


 源泉徴収票を申請して集めてみたところ

 まずはスポット派遣会社を通じて源泉徴収票の発行を依頼しました。
大体3月のはじめまでに郵送されてきました。

私の源泉徴収票は合計7枚。
本業の源泉徴収票【年末調整済み】が1枚、
副業のアルバイトの源泉徴収票【年末調整が済んでいない】が6枚です。

私はこの6枚分の、年末調整が済んでいない給与の所得税について申告が必要だったので、税務署のHPに沿って書類作成をし、提出書類に7枚の源泉徴収票を順番にのりづけしました。

そこで気づいたのです。
副業アルバイト分の源泉徴収票のうち1枚の、生年月日の欄が間違っていることに。
まったくの別人の生年月日がそこに入っていました。


1日限定のアルバイトの源泉徴収票がまちがっていた

給与受け取り用の口座の通帳を確認をし、その会社から支払われた給与金額は一致していました。氏名も私のものでした。ただ生年月日が別人。

私がその会社で勤務したのは1日のみでした。

私以外に10人ほどのアルバイトの方がいました。
おそらく、経理事務担当の方が源泉徴収票を作成する際に、その日勤務した別人の生年月日を誤って入力したのでしょう。
その日、たった1日だけ勤務した、10人ほどのアルバイトの個人情報。
ミスが出てしまうのも、無理もないのかもしれません。

まずはグーグルで検索してみると、源泉徴収票に誤りを見つけたら、その会社へ連絡を取って、正しい内容に訂正したものを再送してもらいましょう。」という情報がヒットしました。

しかし、私が間違いに気づいた時点で、これから会社に連絡を取って再送しもらうと確定申告の期限に間に合いそうにない時期でした。

そして、私個人的感情としてはたった1日だけアルバイトとして勤務した会社に電話連絡を入れるのに抵抗がありました。
「あなた誰?」
「たった1日バイトしただけの人が事務仕事増やさないでよw」という対応をされそうで不安だったのです。

源泉徴収票における生年月日が間違っているということはどの程度の問題なのか?
・この間違いのせいで税務署から私に連絡が来たりペナルティを求められたりすることはあるのか?

 

という2点が不安になりました。

そこで、税務署にある確定申告の書類作成会場へ行き、そこで補助業務をしている、税務署職員の方に相談してみることにしました。

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税務署まで行って、相談してみたところ

実際にそろえた源泉徴収票と作りかけの書類を持参して、確定申告の書類作成会場へ行きました。提出期限まで1週間以内、という時期に行ったため会場はやや込み合っており、10分ほど待ちました。

私の順番が来たところで、源泉徴収票の間違っているものと正しいものを見ていただき、上記の2点について聞いてみました。

すると、このような会話になりました。


職員の方曰く、

源泉徴収票の中の生年月日は
 申告した本人の情報を確認するために見る。
 脱税するためにまったくの別人の源泉徴収票で確定申告する…というようなことを防ぐために、税務署がチェックする要素であるのは間違いない。この会社に連絡して再発行してもらえるのであればそうしたほうがいい

私「でももう締切まで時間がないですよね。もしこの源泉徴収票をそのまま提出したらどうなりますか?税務署から後日連絡がきますか?」

職員の方曰く「あなたの話を聞くと、氏名と給与の金額は合っているということだし、他の源泉徴収票を見れば全部同じ生年月日になっているのが分かります。ただ、あなたの提出書類を見て「単なる入力ミスだろう」と判断するか、本人に連絡して確認が必要したほうがいいと判断するかは、書類を見た担当者の判断になると思う。だからここで断言できない。」

と言われました\(^o^)/

正直、なんとも、微妙な回答だなと思いました。

要するに、
「間違いは許されないので絶対に直して提出してください」と、いうほどの問題ではないが、「このぐらいの間違いは大丈夫ですよ」とも言うことができない問題、のようです。


迷った末、そのまま提出してみた結果

私は迷った末、間違いのある源泉徴収票をそのまま提出しました。仮に税務署から連絡が来ても、私自身が脱税しようとしたわけでもなく、後ろめたい要素はない、と思ったからです。

書類を提出してから約ひと月が経ち、4月15日ごろ?
国税還付金振込通知書」のはがきが届きました。
所得税の還付金がわたしのゆうちょ銀行の口座へ振り込まれ、
平成27年度の確定申告の手続きは無事終了したようです。
不安だった生年月日の誤りは、「単なる入力ミス」という判断で、処理してもらえたようです。

やっと、安心することができました。
はじめてやったときからずっと思っていましたが…
確定申告って、どうしてこんなに不安な気持ちを伴うんでしょうね???\(^o^)/

この記事を読んだ方の参考になれば、幸いです。
副業がらみの確定申告に関する記事でした。

 

 

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